トモグループの歴史

1960-1970

起業~それはサンドポンプの音から始まった~

中部電力㈱四日市火力発電所の建設が進められる中、食堂等運営の話が岩崎常道初代社長、大辻元常務に持ち込まれた。時代は高度成長期。国民所得の倍増計画をはじめ、食生活の洋風化が顕著になってきた事など、これからの事業として「これをおいて他にはないだろう」と引き受ける決意を固めた。サンドポンプの単調な音と、土けむりを上げて土砂を運ぶダンプカーが従往に走り廻る広袤とした火力発電所の建設予定地。軽自動車で降り立った二人に、この辺りが現在を想像させるには、余りにも無味乾燥とした佇まいであった。

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仮設の社員食堂が開設~リヤカーで配達の日々~

定食60円、利用客50~60名の食堂として開設。開設に向けた準備は大晦日まで追われ、慌ただしい中正月を迎えた。おいしい食事をより充実した内容で利用してもらう為の努力を怠らず、八百屋・肉屋・魚屋へも足しげく通い、歴史も浅く、経験も乏しく、信用の足りなさを誠意と熱意と努力で補った。中でも当時道路の舗装はまだ完全ではなく、一雨あれば足首までぬかるような中、リヤカーを使って弁当を配達した。全てはお客様の為に・・・「お客様第一主義」の原点はここから始まった。

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中部給食株式会社設立

岩崎常道初代社長が就任。中部電力㈱四日市火力発電所内に社員食堂および売店等が新設され、そのサービス関連業務の運営を委任され、経営は順調に推移し開設1年後に法人化し、中部給食株式会社と命名した。その後、東ヶ谷独身寮及び研究所、また新発電所の建設等に伴い、引き続きご契約を頂く。

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中部給食㈱ 独新寮:長浦荘の開設

愛知県知多市の民家を借用、中部給食㈱独身寮「長浦荘」として昭和42年まで開設。

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尾鷲出張所開設

業務進展に伴い三重県尾鷲市に尾鷲出張所を開設。東邦石油㈱、中部電力㈱三田火力発電所社員食堂および売店、光ヶ丘独身寮等のご契約を頂く。

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古見営業所開設

業務拡大のため、愛知県知多郡古見町に進出、古見営業所を新設。 当地周辺の各企業のご愛顧を賜り、日本鉱業㈱(現ジャパンエナジー)知多製油所、出光興産㈱愛知製油所、中部電力㈱知多火力発電所等のご契約を頂く。

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三重県知事表彰を受賞。

武豊火力発電所を受託

中部電力㈱武豊火力発電所のご契約を頂く。

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古見給食センター開設

今後の発展を期し、仕出し、宴会用食事の調製、給食用センター設備を愛知県古見営業所に新設し、一般向け受注の拡大を図る。

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社団法人日本食品衛生協会賞を受賞。

愛知県名古屋市への進出

愛知県名古屋市への進出。大洋漁業㈱名古屋支店(現マルハ株式会社中部支店)、東邦ガス㈱総合技術研究所、中部電力㈱大高総合技術研究所等のご契約を頂く。

時代の流れ

ソ連、初の地球1周人間衛星打上に成功

米国、人間ロケット打上に成功

東京、大阪、名古屋各証券取引所、市場第2部を新設

2011年現在も続く、NHK朝の連続テレビ小説放送開始。

日本銀行金融引締政策を緩和

ニューヨーク株式市場、大暴落

鈴鹿サーキット完成

「キユーピー3分クッキング」(CBC制作)放送開始

名四国道開通

中小企業基本法公布施行

長島町で温泉湧出

四日市午起コンビナート完成

ケネディ米国大統領、テキサス州ダラスで暗殺される

日本、経済協力開発機構(OECD)に加盟

セントラル硝子松阪工場完工式

東海道新幹線(東京ー新大阪)開業

第18回東京オリンピック開幕(24日まで)

伊勢志摩スカイライン完成

中部電力尾鷲火力発電所完工

第1次佐藤栄作内閣成立

鳥羽ー伊良湖にカーフェリー就航

米国、北ベトナム爆撃開始

完全乗用車の輸入自由化開始(乗用車の完全自由化の第一歩)

政府は、不況対策として、戦後初の赤字国債発行を決定

40年度下期から45年度上期まで戦後最高の好況持続(いざなぎ景気)

長期国債発行(22年以来19年ぶり)

日本の人口1億人を突破

メートル法完全実施

国民祝日法一部改正(敬老の日、体育の日制定)

自動車の排出ガス規制始まる

厚生年金基金制度創設

建国記念日を2月11日に制定

第3次中東戦争勃発

第1次資本自由化を実施

四日市ぜんそく公害訴訟起こす

公害対策基本法公布施行

カラーテレビの普及100万台突破

郵便番号制度発足

第19回メキシコ・オリンピック開催

川端康成、ノーベル文学賞受賞決定

三重高校、第41回全国選抜高校野球大会で優勝

東名高速道路全線開通

43年度国民総生産は世界で第2位と発表

米国のアポロ11号、人類初の月着陸に成功

三重テレビ本放送開始